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【村上春樹】初心者におすすめ長編 短編 エッセイ TOP5

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こんにちわ、お元気に過ごされていますか。

 

りょすけです。

 

今日は、初心者の方におすすめ村上春樹の傑作・作品を10冊ほど選んでみました。

 

私は個人的に、村上春樹の小説って、小説そのものが一つのエッセイ集のようなものだと認識しておりまして、

 

彼の文章は、ラノベかの如く読みやすいから若い人でも楽しんで読めるし、

 

何よりも彼は人間の心情を表現するのがとても上手な作家だと思うんですよ。

 

まあ、雑談はこのぐらいにして、

 

私が16歳から読み続けてきた村上春樹のおすすめ本を紹介します。

 

1Q84

 

僕が高校一年生の頃に、

 

友達に「部屋掃除しなきゃいけないから、2時間ほど待ってろ」と置き去りにされました。

 

そして当てもなく街をふらつき、ふらっと入った本屋で立ち読みしたのが1Q84という本でした。

 

当時の私は、本を読む習慣はゼロで、何よりも文章を読む楽しさなど知りしなかった頃でした。

 

僕は今にも消えてしまいそうな僅かな知的好奇心を振り絞って、

 

明らかに書店の目立つところに陳列されていた1Q84と名付けられた本を開いてみたんですよ。

 

結果... 稲妻が頭に落ちたみたいな衝撃を受けました。

 

正直、青豆さんが曇った大渋滞のコンクリートで埋め尽くされた車道を、まるで映画のように歩いて降りていく姿が、

 

頭にヴィジョンとして見えたんですよ。

 

あんな体験は生まれて初めてでしたし、今でもあの瞬間の自分の姿を客観的に脳裏に見ることができるが、

 

僕は生まれて初めて、文章が面白いと思ったんですよ。

 

文章を読んで情景が映画みたいに見えることに、驚きを隠せなかったんですよ。

 

その後、僕は現実世界に戻り、

 

自分が友達にドタキャンされて待たせれてる事実を再認識し、

 

それで1Q84を購入し、その後数ヶ月かけて(長編大作ですからね)全部読みきったわけですけど、

 

あんなに素晴らしい体験を感じれたことに感謝しかない。

 

僕が個人的にあ1Q84で好きな言葉は、青豆さんが言ったこんなセリフです。

 

少しでも見込みがあれば、ここを先途としがみつく。雨に打たれても、風に吹かれても、太陽に焼かれても、棒で打たれても手を放さない。いったん放してしまえば、次にいつそれを握り直せるか、そんなことは誰にもわからない。

 

是非、おすすめなので読んでみてね。

ノルウェイの森

ノルウェイの森は映画にもなりましたよね、正直僕は見ていませんが、原作なら読みましたよ。

 

このノルウェイの森っていう作品は、結構賛否両論が別れる作品だと思っています。

 

実際に、僕の友達やネットの評判も賛否両論、別れてたりするし、

 

自分の友人は、こういう村上春樹の作品を読むたびに、

 

『村上春樹の作品はよくわからない、物語がよくわからない、オチもないし、結末もないし、思想もないように感じる、特にノルウェイの森はそういう欠点が顕著に現れていた』

 

と言っていました。

 

まあ、特に最終の最後の結末とか消化不足で不満を覚えるのも僕もわかります。

 

「これで終わりなんだあ」みたいな。

 

でも僕は村上春樹のファンですから、その点はポジティブに、「こんなに早く終わっちゃうんだあ」と切り返しましたがね w

 

でも、僕はこのノルウェイの森で大好きなセリフがあるんですよ。

 

それは、小説に永沢さんって人が出てくるんですけど、彼のこんなセリフがめっちゃ大好きなんですよ。

 

「日が暮れる、女の子が町に出てきてそのへんをうろうろして酒を飲んだりしている。彼女たちは何かを求めていて、俺はその何かを彼女たちに与えることができるんだ。それは本当に簡単なことなんだよ。水道の蛇口をひねって水を飲むのと同じくらい簡単なことなんだ。そんなのアッという間に落とせるし、向こうだってそれを待ってるのさ。それが可能性というものだよ。そういう可能性が目の前に転がっていて、それをみすみすやりすごせるか?自分に能力があって、その能力を発揮できる場があって、お前は黙って通りすぎるかい?

 

人は可能性を感じると黙って通り過ぎることが出来ないというのは、

 

この一節から読み取れる人間のサガですよね。

 

 

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

この作品は、多崎つくるという何処にでもいるような平凡な男が、

 

大学生の二年生のきに、ついこの前まで仲良くしていた四人の友達から突然に絶交されて、

 

それで一度人生に絶望して、少しづつ立ち直りながら、ふとしたきっかけで、

 

その四人の過去の友達と一人ずつ会っていく中で、

 

なぜ自分は突然に絶好をされたのかという謎を紐解いていく作品なんだけど、

 

この作品は、全体を通して日常生活の情景がゆっくり流れていくような作品ではあるのだが、

 

付き合ってる女性をガイド役として、謎の解決へ導かれていく過程がいちいち止まらなくなるくらい面白かった。

 

特に、過去の四人の友達には全員何かしろの「色」がついてるんだけど、

 

その色のついた過去の友達と接触していくところとか、接触もう一生できないと知るところとか... etc

 

まあ、これ以上言うとネタバレなので是非本編を読んでくださいよ。

 

ちなみにですが、僕が本作品で最も好きな小説の一節はこちら。

 

「嫉妬」とは-くつる(※小説の主人公の名前)が夢の中で理解したところでは・・世界でもっとも絶望的な牢獄だった。なぜならそれは囚人が自ら閉じ込めた牢獄であるからだ。誰かに力尽くで入れられたわけではない。自らそこに入り、内側から鍵をかけ、その鍵を自ら鉄格子の外に投げすぎたのだ。そして、そこに彼が幽閉されていることを知る者は、この世に誰一人としていない。もちろん、本人が決心さえすれば、そこから出ていける。その牢獄は彼の心の中にあるのだから。しかしその決心ができない。彼の心は石壁のように硬くなっている。それこそが、まさに嫉妬の本質なのだ。

 

この一説は、人の「嫉妬心」が一体なんなのかを非常に適切に言語化してて、

 

読んだ瞬間に鳥肌が立ちました。

 

言語化してくれてありがとう〜みたいな感じですよ。

 

一番最初にも言ったけど、こういう感情を概念で理解するのって、極めて大切な知的体力になっていくと思うんだよね。

 

本を読む前と後じゃ人がちょっとだけ変わってるっていうか、

 

今まで過去の自分が潰されそうになってた災難とかに、

 

上手く乗り越えられる武器をいただけてる感じになるんだよね。

 

いい言葉に出会うって言うのは。

 

そして、村上春樹の小説(エッセイ集)には、そういう短いけど胸の奥まで届く鋭いものが散りばめられてる。

 

そういうところが好き。

 

女のいない男たち

この作品は、今までの長編大作とは違って、短編集を一冊にまとめたオムニバスの本なんだけど、

 

この作品に書かれている短編小説で、特に大好きなエピソードがあったので紹介したいんですよ。

 

それが、独立器官っていうタイトルなんだけど。

 

これは、主人公である渡会(とかい)医師が、超プレイボーイで、色んな女性と同時に付き合って、

 

気楽でカジュアルなお楽しみの生活を続けてたところ、

 

偶然にも、自分の理性が吹っ飛ぶような女性と出会ってしまい、

 

これまでの女遊びを全てやめて、その女性に全てを捧げる覚悟をするのだが、

 

最終的には、その女性にとって渡会(とかい)医師は、ただ暇な時に遊べるカジュアルなパートナーで、

 

本命には別の若い男がいて、渡会(とかい)医師は、その女性に、ある意味では簡単に切られてしまう。

 

それで、彼は今まで自分が他の女性を扱ってたように、自分が単なる二番手かそれ以下であると知ることになる。

 

それで、彼は絶望し食べ物も喉を通らなくなり、餓死するという物凄い話しなんだけど。

 

まあ、はっきり言って、

 

こういう話しは、ちょっと意味不明なので、ディスる人が多そうなんだけど(笑)

 

だって失恋して餓死するなんて普通ありえないじゃないですか?

 

でもね、あり得ない話しでも感情移入できるんですよ。

 

だって作中では、前章を通して盛りだくさんに、渡会(とかい)医師がどんな人で、

 

どういうつもり生きていて、どんだけ困っているかが忠実に書かれているからね。

 

ちなみにだけど、この話しの中にも村上節は炸裂しています。

 

作中、とある諺(ことわざ)が出てくる場所があるんですけど、

 

その諺(ことわざ)っていうのは、『猿も木から落ちる』っていう諺(ことわざ)なんだけど、

 

彼は、この言葉を、こういう風に言うんですよ。

 

猿にだって枝を摑み損ねる日はやってくる。

 

うまく伝わってるのか分からないけど、

 

村上春樹の文章の魅力って、こういう、なんてことない言葉や、

 

もっと言えば現実に対する表現の仕方なんじゃないかなって思うんですよね。

 

何度もしつこいようだけど、

 

だから、僕からしてみれば、本の物語の正確さとか、伏線が回収されてるかとか、

 

一貫した物語性とか、主張や思想や、意見とかっていうことはどうでもよくて、

 

単純に、村上春樹節の言葉が好きであり、小さなセンテンスから学べる人生で大切な知恵や、

 

本質的な知識が得られると思うんですよね、まあ例えば、同書ではこんなことも書かれてて

 

誤解を恐れずひとことで表現してしまうなら、渡会は「人当たりの良い」人物だった。負けず嫌いなところとか、劣等感とか嫉妬心とか、過度の偏見やプライドとか、何かへの強いこだわりとか、鋭敏すぎる感受性とか、頑なな政治的見解とか、そういう人格のバランスの安定を損ないかねない要素は、少なくとも表面的にはまったく目につかなかった。まわりの人々は彼の裏のない気さくな性格と、育ちの良い礼儀正しさと、明るく前向きな姿勢を愛した。

 

ああ、確かに人当たりの良い人ってこういう感じの人だよなあ、

 

言語化ありがとおおとか思うじゃないですか?

 

スプートニクの恋人

 

最後です。

 

スプートニクの恋人。

 

これは、主人公のすみれが、とある恋に落ちるという文面から物語が始まるのですが、

 

本を読み始めて初っ端から出てくるその恋の表現が凄まじくて、

 

その恋はまるで、広大な平原をまっすぐ突き進む竜巻のような激しい恋であり、

 

行く手のかたちあるものを残らずなぎ倒し、

 

片端から空に巻き上げ、理不尽に引きちぎり、完膚なきまでに叩きつぶした恋だったらしいんですよ。

 

...

 

あのさ、どんな恋だよ?!って思いませんか?

 

22歳の春にすみれは生まれて初めて恋に落ちた。広大な平原をまっすぐ突き進む竜巻のような激しい恋だった。それは行く手のかたちあるものを残らずなぎ倒し、片端から空に巻き上げ、理不尽に引きちぎり、完膚なきまでに叩きつぶした。

 

もうこんな風に本が始まったら気になって先を読み進めるしかないよね。

 

って感じで、もうこれ以上は言いません。

 

読みましょう。

 

全部読みましょう、村上春樹の小説は若い人ほどおすすめです。

 

若い人ほど、真っ白の心のキャンバスに、彼の言葉がありがたいお経みたいに感情に入ってくると思われます。

 

最初にも言いましたが、村上春樹の小説はラノベかの如く読みやすいです。

 

川端康成の本を読み切るのがジャンボジェットの操縦くらい難しければ、

 

村上春樹の小説は自転車に乗れなくても三輪車になっているので安心だと思います。

 

ぜひ、トライしてみてくださいな。

 

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藤沢瞭介(Ryosuke Hujisawa)

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