『天気の子』新海誠に学ぶ天職の見つけ方 | お金を増やそうと思っても増えない理由
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『天気の子』新海誠に学ぶ天職の見つけ方 | お金を増やそうと思っても増えない理由
こんにちわ、お元気に過ごされていますか。
りょすけです。
今日は、下記のツイートを深掘りします。
金が簡単に増えるという理由では、天職になり得ない、長く続かない。むしろ、しっかり稼げるようになるまで大変だけど、続けたい理由を諦められないからやる。こういう方がよっぽど将来性がある。でも、賢く職業は選ぶこと。沈みゆく船を愛してもしょうがない。そこは現実的に。稼げる職業を愛すること
— りょすけ@プログラマー (@ryosuke_1997) January 7, 2021
この記事を読むことで、
どういう思考回路をすれば、迷いながらも、正しい方向に進めるのか、
きっとヒントになると思うので、よければ聞いてくださいな。
お金の稼ぎ方なら、いくらでもある。でも天職じゃなきゃ続かない
まず、この言葉↓ですが、
お金の稼ぎ方なら、いくらでもある
こういう言葉を聞いて怒る人がいるのもわかります。
何故なら僕も過去にワーキングプアで、クレカのローンと生活費だけで、
生きるだけでマイナスになってた時期がありました。
でも、もし現在そういう状況の方は申し訳ない
お金の稼ぎ方なら、いくらでもあります
これは紛れもない事実です。
具体的なことはここでは語りませんが、
詳しくは過去の記事を参考にして欲しいのですが、
僕の場合は、プログラミングを好きになる努力をして、この問題を解決し、そして、好きな仕事で自分の飯は食っていけるようになると、次はお金の稼ぎ方に着目するようになります。
目先の大きなお金よりも、長い時間に耐えうる経済活動をしたいと思うわけです。
それで、色々手を伸ばしてみた結果、
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「でもさ、そうは言っても。お金を増やす方法だったらいくらでもあるよなあ」
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って気がつくんですよ。
例えば、過去にこんな方法でお金を稼ぐことができました。
- 株が暴落したときに買って放置で儲けたり
- 色んな場所から商品を安く仕入れてメルカリとかで高く売ったり
- 受託開発でプログラミングして稼いだり
- クラウドソーシングでプログラミングやマーケティングを売ったり
- 動画編集をやってみたり
- Webでアフィリエイトや自分のサービスを売ったり
まあ、なんでも良いのですけれど、
僕は、頑張ってれば誰でもそこそこ稼げるようになると信じています。
でも、ここで気がつく重要な発見としては、
何をやってもお金ならどうにかなるが、一つしか選べなくね?ってことです。
だって当たり前だけど、全部をうまく伸ばすなんて無理だよね。
人生を通して極められる特技の数は、
一つか、少なくとも二つか三つまでだって思うわけです。
僕は歳を重ねるというのは、出来ることが減っていくことだと思っています。
ネガティブな意味じゃなくて、極めてポジティブな意味でです。
色んなことから手を引いて、否が応でも自分が上手く出来ることは、
本業(仕事も人生も)一本になっていくのだと思う。
それで良いとも思っています。
やりたいことは分からないままで良い
そして、
世の中には「やりたいことが見つからない」という人もいるけど、
逆に「やりたいことが多すぎて一個に力を集中するやり方がわからない」
って人も多分たくさんいる、僕はこっちのタイプでした。
単純に考えれば、あれもこれも面白そうだとなってしまって、
無限に手を出しては中途半端が一番良くない。
だからこそ、そこには必ず、
お金が増えるという以外の優位性が必要なんです。
優位性っていうのは、
例えばあなたが商売をするとして、そこには必ず競合がいますよね。
競合が沢山いる中で、長く継続して結果を出し続けるためには、
単純に金を目的にしても、
いつかは情熱持ってやってる人に抜かれてしまいます。
何かを突き詰めて長くやっていくためには、時間の長さに耐えうる戦略が必要です。
前に、マコなり社長という方の動画を見たときに、
優位性というのは掛け算のことで、ユーチューバーのビジネス系で伸ばしたいなら、の掛け算をいくら持てるかが大切だ。ユニクロを真似しようとしても、武器の掛け算が半端なくて、どこも太刀打ちできない。
と言ってました。
彼自身も、どうやって自分のYouTubeを伸ばすか考えて、
ビジネスのお話しをするチャンネルとして、
- 早口で捲し立てるような言い方
- 圧倒的な動画編集で短くわかりやすく
- 明日から使えるという点にフォーカス
- 日本最大級のプログラミングスクールの社長
という武器の掛け算によって、優位性が生まれているという風に言ってました。
わかりやすいですよね。
それで、
こういう掛け算の優位性の中には、
「なんでやるのか、やってて何が幸せなのか」という哲学も必要だと持っています。
幸せの定義は、毎日目を覚ましたら幸せで、一日中自分がやりたいこといつでも出来ることだ。 pic.twitter.com/KNOyJUhsnY
— りょすけ@プログラマー (@ryosuke_1997) January 7, 2021
そういえば、
この前、村上隆の本を読んでたら、とても勉強になる言葉が書いてあった。
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這いあがることができる人とできない人の違いはかならずあります。
自分が作品表現をしている理由。
自分がビジネスをしている理由。
それを、もう一回見つめ直し、スタッフを含めて環境作りをやり直して、ものを作り続け体制を組み替えてゆくことができるかどうか。
そういうことのできる表現者は、ものを作る寿命が長くなるのです。
芸術の仕事以外にもこういう分岐点はあると思うんです。
勝負をしている寿司屋さん、勝負をしていない寿司屋さん、勝負をしすぎの寿司屋さん……
損をしてもいいものを出さなければいけない時もあれば、
お客さんが来なくても寿司をしこまなければいけない時もあるわけですよね。
「自分は寿司が好き」
「寿司に自分の人生を賭けた理由がある」
そういう中で結果を出しているなら、
つらかろうが何だろうが「うまい寿司を出す」という焦点に自分を持っていけるのではないかと思うんです。
「女房がうるさいから」 「子供も、高校生だというところでやっているなら
回転寿司や出前寿司みたいなものにならざるをえないというか。
まぁ、ぼくは、ふんばっている人の生き方を見たいんだと思います。
分野は違っていても何かに賭けている生き方を見たいのですね。
ローリング・ストーンズがあれだけバラバラにならずに活動しているのには理由があるはずです。
何かに賭けている生き方
こういう覚悟の差こそが、一番の優位性になると思うわけです。
年齢を重ねるたびに、職業も人生も本業に集中させなきゃいけない。死ぬまで突き詰めてやっていきたいのは何かを選び抜くのは本当に難しい「これに賭ける」という哲学が一番の競争優位性になる。スティーブ・ジョブズも言ってたけど、まだ決まってないなら探し続けなきゃいけない、妥協してはいけない。
— りょすけ@プログラマー (@ryosuke_1997) January 7, 2021
ちょっと話を戻して、個人的に僕の話しをしますけど、
先ほど僕は、このような方法でお金を稼げることは確認したと言いました。
- 株が暴落したときに買って放置で儲けたり
- 色んな場所から商品を安く仕入れてメルカリとかで高く売ったり
- 受託開発でプログラミングして稼いだり
- クラウドソーシングでプログラミングやマーケティングを売ったり
- 動画編集をやってみたり
- Webでアフィリエイトや自分のサービスを売ったり
僕の感覚だと、
アフィリエイトよりもセドリの方が極めて簡単にお金が増えました。
でも、結局今でも続けているのはWeb収益化の方です。
何故って、自分の想いをwebで伝えたいと思ってるからだし、
マーケティングが好きで、セドリよりも面白いと思っているからです。
マーケティングが好きなことは、お金とは関係がありません。
また、投資活動においても、株式の投資は今はやっていません。
それよりかは、よりゲーム性の強い為替の短期売買を自分は選んでいます。
https://off.tokyo/blog/2021-hohu/
ここでも書きましたが、
投資家の心理を読み取り、自分の期待値が高いところを見定め、
そして最後は、自分の背中を預けられるラインを信頼し、リスクを承知した上でポジションを持ち、勝負に出る。
こういうゲーム感覚がすごく好きなんです。
さらにさらに、プログラミングにおいても、
僕は受託開発だけやるよりも、自分のサービス開発したいという思いがあり、
受託で稼いだ貯金で、プログラミングの勉強したり、自分のサービスを作ったりすることを選んでいます。
どれもこれも、今はお金を増やす観点で言えば、効率は悪いのかもしれないけれど、
「なぜやるのか」という明確な哲学を持って自分は自分の選択を選びました。
新海誠さんも迷いながら歩いていた
正直、自分の中では今でも自分の選択が毎日正しいのか分かりません。
だから、僕は毎日、今日何をするのかTODOで紙に書き出してるのですが、
本当は他にやりたいことないかな?と考えながら毎日のTODOを書き出しています。
でも、このように自分は間違ってないか?
と自問自答しながら前に進むのは悪いことじゃないと思うんですよ。
これは、前に見た新海誠さんのYouTubeでも、彼が言ってました。
https://youtu.be/CAzOV2fp5Lk
結婚も含めて、今やってることをずっとやっていて良いのかという迷いがあって、その悩みがなくなってきたのは本当に最近で、本当にアニメーション監督をやってて良いのかということを悩んでて、会社員生活が楽しかったし、社員として誰かを上司にするのが楽しい、いきなりデビューが監督だったから、監督という立場でやるけど、本当は命令してほしいという気分があって、こうじゃないだろうと、宮崎さんのような圧倒的な人に言って欲しい、社会人生活はそうだったから。
そういう風に、色々迷いながら、暫定的に前へ進めばいいし、
結果として決断に変化が現れたら変えたら良いと思うわけです。
でも、やっぱり最後は、
僕が最初の方にも行ったみたいに、
自分の中に、数少ない「せめてこれだけは上手く出来ること」が残っていくと思う。
それはまるで、昔ハートロッカーという映画を見て、
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主人公が軍隊を除隊できるのに、それでも戦地へ向かい続ける姿を見て、
ヤスリで彫刻が削られるみたいに、最後には、自分の唯一の居場所へ戻るように。
一緒に、探していこう。
最後に、新海誠さんのありがたい言葉を紹介して終わります。
アニメーションというのはなんでも描けるんですけど、僕はどこか現代社会が出てくる話しを描きたいし、それが自分の役割で良いのではないかと。