感情は自然現象だからコントロールも予測もできないという話
トレードの世界に、少しでも足を踏み入れたことのある方であればわかると思うのですが、
自分の感情と向き合うのは非常に難しいことです。
いくらロスカットをセットしてても、負けたくないという心理が働き、自分が定めたルールを破ってしまうこともあります。
トレードの世界じゃなくても日常生活でも同じ。
例えば、どれだけ美しい容姿を持っていても、『ブサイク』と言われれば感情は『怒り』か『悲しみ』へマイナスに動きます。
つまり、感情というのは、コントロールも予測も不可能なのです。
自然現象でして、我々は生まれてしまった感情には抵抗不可能なのです。
じゃあ、どうする?
環境と習慣を変えるしかねえ
環境と習慣を変えて、ポジティブな感情を加速させようってことです。
そして、ネガティブになるべく触れない状況を自分で作る。
昔、シルベスタースタローンがこんなことを言ってたました。
俺は、部屋中に自分が憧れてる奴らのポスターを張り巡らさせてたんだ、毎朝目を覚ますたびに、俺は奴らからエネルギーをもらうんだ。そうでもしないと、自分をモチベートすることは、それほどまでに大切で重要なんだ。
マシュー・マコノヒーは、こんなことも言っています。
まだ僕が15歳の時、ある人からこんな風に問われたんだ。『君にとってのヒーローは誰だい?』って。僕は数週間考えた末に結論を出したんだ『僕にとってのヒーローは、10年後の僕自身だ』って言いました。そして10年後、25歳の時になったときに自分に問いかけたんだ『今の自分の姿は、君が10年前に憧れたヒーローかい?』そして僕は答えたんだ『そんなものとは程遠い!』ってね。そして僕は続けて言ったんだ。『僕のヒーローは、35歳の僕さ』ってね。
つまり、この話しの教訓は、自分が自分の憧れのヒーローになれるかどうかなんて関係なくて、
追いかける人が常にいるってことが大切なんですね。それが、自分の心を奮い立たせるモチベーションになるってことです。
どんな苦しいことが起こっても、自分を前へ進ませてくれる地図ってことです。
このように、目標や、信念、夢があれば、外部から押し寄せてくる様々な感情から自分の軸をブラせることなく、生きることができます。
また、もしブラされてしまっても、それらが心の拠り所になってくれます。