
精神科医の先生から学んだメンタルが弱い人の特徴「絶望は、一生続く」と思う人の勘違い
昔、精神科医の先生と色々話す機会があったのですが、色々教えてもらって
「山盛りのフルーツ盛りの上に1匹でもゴキブリが混じってたら最悪な気分になるけど、山盛りのゴキブリの中にさくらんぼが一個混じってても感情の変化は皆無だ」
という言葉が印象的でした。つまり、この言葉の教訓は、時として悪い感情は良い感情を遥かに凌駕するということらしいのです。
早い話が、最悪な感情ほどインパクトも大きければ、持続時間も長いわけです。
じゃあ、我々はこの感情にどう対処すれば良いでしょうか。今日はそれについて書きます。
良くも悪くも感情は貯金できない
#プログラミング の仕事をしてると、怒られたりして超ムカつくことあると思う。でもその後に、少しでも褒められたりすると感情って嬉しさで上書きされるんですよね。感情は、良くも悪くも貯金出来ないわけです。だから、常に次の良いことまで待つのが大事、仕事は感情的になったら負け。明るい人が正義
— りょすけ🇩🇪@プログラマー (@ryosuke_hu) September 28, 2021
前に私は、上記のようなツイートをしたのですが、このての話は前にも何回かしてます。
ぶっちゃけ、嫌な感情って凄く記憶に残りやすいし、ダメージも大きいのですが、
そういうマイナスな感情って、プラスの感情で上書きすると結構無くなるんですよね。
マイナス100くらい大きなダメージを喰らっても、プラス5の良い出来事があれば、自分の感情ベースは5になる。
マイナス95にはならないわけです。
良い出来事も、悪い記憶でダメージ受ければ台無し
しかし、こういう感情の動きは諸刃の剣です。しっかりと仕組みを理解してないと鬱になる。
なぜなら、どれだけ良いことが連続して続いてプラス100くらいになっても、
その次にマイナス5の嫌なことがあると、自分の感情ベースは速攻でマイナス5に下がってしまうからです。
人生最高の1日だったはずが、Twitterでわけわからんアンチに絡まれるだけで、
まるで一日中マイナスな日だったかのようになってしまうわけですね。
メンタルが強い人は我慢の天才
このような感情の現象、仕組みは、お金持ちだろうが大スターだろうが変わりません。
どれだけ大量のファンがいても、僅か一部のアンチは、相手の心に深い傷を与えることが可能なわけです。
それでも、メンタルが弱い人と強い人がいて、その違いは、いかにわかってて我慢できるか?という違いになる。
メンタルが強い人というのは、どれだけマイナスな感情に押し潰されそうになっても、そういう感情は一過性であり、
時間が経てば薄まり、ぐっすり寝ても薄まり、映画見れば薄まり、ちょっとも良いことがあったらもっと薄まると知っています。
だから、気狂いせずに我慢できるわけです、それがメンタルの強さの秘密です。
逆に、メンタルの弱い人はマイナスな感情に押しつぶされてブチギレたり、泣いたり、絶望したりして、
もっと自分の人生をマイナスに追いやります。そして、本来プラスであることさえも見えなくなります。
メンタルタフになりたければ我慢しよう、待とう
もし、メンタル自分弱いなと思ってる人がいたら、ぜひ我慢してください。
そして、良いことが、マイナスを上書きする感覚を知ってください。
そうすれば、良くも悪くも感情って貯金できないなと分かるはずです。