
映画、エリジウムの元ネタになったメキシコの貧困地帯から見たサンディエゴの豊かな夜景の話がすごく勉強になった
町山智浩さんが話てた話で、興味深い話を思い出したのでシェアしようと思った。
それは、映画、エリジウムのネタになったと言われている米国のサンディエゴと、メキシコのティファナの国境の話。
エリジウムという映画は、豊かなお金持ちが宇宙のコロニーで贅沢して暮らしてて、地球は環境汚染かなんかでボロボロで、
映画の主役のマット・デイモンが、宇宙コロニーであるエリジウムに侵入してエリジウムを最終的には解放するって話だったけれども、
現実世界に、贅沢三昧の豊かなアメリカと、貧しいメキシコの経済格差があって、それを宇宙と地球の話に置き換えたのがエリジウムという映画なんだって。
それで、米国のサンディエゴと、メキシコのティファナの国境は、下記の画像のようになっている。
左がメキシコ、右が米国。豊かな米国と貧しいティファナ。
サンディエゴからメキシコまでは、車でちょっと運転すればいけるらしくて、
エリジウムの監督の、ニールブロムカンプは、メキシコに遊びに行ったときに、汚職警察官に半分誘拐されて、山奥の上の方まで連れていかれて、
何が起こってるのか分からず、有り金全部渡したら無言のまま逃がされて山奥に捨てられたらしい。
そのときに、山奥の天辺から見えた豊かなサンディエゴの景色と、
貧困に喘ぐメキシコのティファナの住民たちの違いに驚いたらしい。
こんなにも近いのに、全く別の生活と都市が分断されている、それを宇宙と地球の話にしたのが、エリジウムらしい。
すごい勉強になった。